日本人選手が大活躍! 松井日米500本塁打に王手､西岡復帰､福留は4打点!

米大リーグは16日､各地で行われ､アスレチックスの松井秀喜外野手はロイヤルズ戦に｢3番･指名打者｣で先発出場｡
三回に右越えの6号ソロを放ち､日米通算500本塁打に王手をかけた｡

松井は先頭だった三回の第2打席､2ボールから内角高めに来た3球目をフルスイング｡
打球は大きな弧を描いて右翼席へ消えていった｡
メルビン監督代行就任後､先発での起用が増えたことで調子は急上昇｡
今月9日のホワイトソックス戦で5月2日以来の4号を放ってから､7試合で3本塁打と量産体勢に入っている｡

左すね骨折の影響で戦列を離れていたツインズの西岡剛内野手は､ホワイトソックス戦に｢3番･遊撃｣で先発出場し､負傷した4月7日以来､61試合ぶりのメジャー復帰を果たした｡
約2ヵ月ぶりの復帰戦は､八回に二塁内野安打して4打数1安打｡
六回の守備ではゴロを取り損ね失策を記録したが､ブランクを感じさせないはつらつとした動きでチームの勝利に貢献した｡

試合後に西岡は､
｢念願がかなった｡緊張感に負けずに自分のプレーができた｣(時事ドットコムより)
と満足げ｡
ガーデンハイアー監督も､
｢動きは良かった｡アグレッシブな守備で見ていて楽しかった｣(同)
と合格点を与えた｡

開幕から好調を維持しているカブスの福留孝介外野手は､ブルワーズ戦に｢1番･右翼｣で先発出場｡
第1打席から中前打､右翼船適時三塁打､二ゴロ､右越え3号3ラン､左飛で5打数3安打4打点､守備でも2補殺と大活躍した｡

福留は試合後､5月27日以来となる本塁打について､
｢久しぶりにしっかりと打てた｡1打席目にすごくいい形で捉えられたので､後の打席につなげられた｣(ニッカンスポーツより)
とコメント｡
二塁打が出ればサイクル安打達成だったが､
｢最後は狙ったけど､仕方ない｣(同)
と苦笑いで振り返っていた｡

(2011年6月17日)

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