阪神､西岡と大筋合意! 背番号｢7｣用意しリーダーとして期待!

阪神が米大リーグ･ツインズを自由契約となった西岡剛内野手と大筋で契約合意に至ったことが2日､分かった｡

前日1日､中村GMは､
｢テーブルにつかせてもらう交渉を担当者レベルで話している｣(サンケイスポーツより)
とすでに代理人と接触していることを示唆｡
坂井オーナーも､
｢走攻守そろったスピードのある選手｡今の阪神に必要な選手｡
若手が育ってきている上で､お手本というかリーダーとしてやってほしい｣(同)
と熱烈なラブコールを送っていた｡

阪神は今季､深刻な貧打に悩まされ5位に低迷｡
金本､城島が引退を表明し若返りを図る来季､28歳ながら経験とリーダーシップを兼ね備えた西岡にかける期待は大きい｡

西岡自身も日本での再起に意欲を見せている｡
2010年に打率.346､11本塁打､59打点､22盗塁の好成績でチームの日本一に貢献し､同年オフに憧れのメジャーへ移籍｡
移籍1年目のオープン戦で打率.345をマークし最高のスタートを切ったかに思われたが､開幕直後に左足腓骨を骨折｡
その後も度重なる怪我に悩まされた上､ツインズのGMが代わったことで出場機会すら満足に得られない状況が続いていた｡

西岡は『デイリースポーツ』の直撃に対し､
｢今は心から野球がしたい｣(デイリースポーツより)
と率直な心境を吐露｡
阪神との接触については否定したが､
｢生まれ育った場所(関西)の球団から､こんな状況でも､声をかけてもらえるということは本当にありがたいです｣(同)
とし､
｢必要としてもらえる球団でプレーすることは選手にとって最高に幸せなことです｣(同)
と前向きに語った｡

阪神側は､西岡がロッテ時代に身に着けていた背番号｢7｣を用意しているとのことで､すでに受け入れ態勢は万全｡
あるメジャー関係者は､
｢今後は契約条件の細部を煮詰めるだけ｣(サンケイスポーツより)
とも明かしており､"阪神･西岡"が誕生する日はそう遠くなさそうだ｡

(2012年10月4日)

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