林昌勇がヤクルト退団! 日本で移籍先探すも右肘痛がネックか…

ヤクルト･林昌勇(イム･チャンヨン)投手の退団が15日に発表されることが分かった｡

林昌勇は1995年に韓国でプロデビュー｡
サイドスローから繰り出す最速160キロの直球と鋭いスイラダーを武器に､13年間で104勝168セーブをマークした｡
2008年にヤクルトへ入団すると､1年目から33セーブを記録し､守護神としての地位を確立｡
2011年には日本通算100セーブを達成し､チームのクライマックスシリーズ進出に貢献した｡

しかし､今季は右肘痛の影響で精彩を欠き､6月に右肘を手術｡
その後は1度もマウンドに上がることなくシーズンを終え､首脳陣の期待を大きく裏切ることになった｡

本人は大幅減俸での残留を希望していたが､36歳という高齢に加え､右肘完治が来年7月以降になること､バーネットが新守護神に定着したこともあり退団が決定｡
日本では5年間で11勝13敗128セーブ､防御率2.09をマークした｡

林昌勇のエージェントを務めるパク･ユヒョン氏は､
｢日本で新たなチームを探しながら米国進出も模索している｣(朝鮮日報より)
とコメント｡
韓国球界復帰は考えておらず､右肘のリハビリを続けながら移籍先を探すことになりそうだ｡

ただ､右肘完治が7月以降になる以上､獲得に乗り出す球団があるかは未知数｡
なお､韓国球界に復帰する場合は､契約の関係上､かつて在籍していたサムスンのユニホームを着なければならない｡

(2012年11月15日)

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