巨人､高橋由の満塁弾で3位浮上! 宮国緊急降板も完封リレー!

【セ･パ交流戦巨人 6-0 オリックス東京ドーム】

巨人は16日､交流戦初戦となるオリックス戦に6-0で快勝｡
4連勝で今季初の貯金1として3位に浮上した｡

初回､オリックスのエース･金子から坂本のタイムリーで先制｡
その後満塁にすると､高橋由が右中間席上段に飛び込む満塁本塁打を放ち､この回一挙5点を挙げた｡

打線が引き寄せた流れを投手陣も手放さなかった｡
先発･宮国が右肩の違和感を訴えて1回14球で降板するアクシデントがあったものの､緊急登板した2番手･福田が3回を無安打無失点と好投｡
続く星野､ルーキー･一岡も粘りの投球を見せ､オリックス打線を封じ込めた｡

試合後､高橋由は会心の一打を振り返り､
｢一番いい場面で最高の結果が出た｡僕にとってもチームにとっても大きな一発だと思う｣(中日スポーツより)
とコメント｡
これで満塁本塁打は長嶋茂雄終身名誉監督を上回る通算8本となり､巨人では原監督に並ぶ歴代3位タイに躍り出た｡

また､緊急登板で2年ぶりの白星を挙げた福田は､
｢自分としてはチャンス｣(同)
と思いマウンドへ向かったとのこと｡
久しぶりのお立ち台には､
｢うれしいです｡(お立ち台に)何回も上がれるよう頑張りたい｣(同)
と笑顔を見せた｡

強力打線がようやく目覚めようとしている巨人｡
例年苦戦を強いられる交流戦で､今季は浮上のきっかけを掴めるだろうか｡

(2012年5月17日)

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