巨人･高橋由伸､打撲ではなく肋骨骨折だった! 本人は交流戦での復帰に意欲

巨人の高橋由伸外野手が､左肋骨の骨折と診断されていたことが12日､分かった｡
高橋は4月26日のヤクルト戦で打球を追った際､右翼フェンスに激突｡
当初は左脇腹打撲と発表されていたが､痛みが引かないため今月上旬に都内の病院で再検査を受けたところ､3ヵ所の肋骨骨折が判明したという｡

高橋はこの日､川崎市内のジャイアンツ球場で約40メートル間のキャッチボールやティー打撃など軽めの調整｡
怪我の状態については､
｢(症状が)安定するまで3､4週間かかると言われた｣(スポニチアネックスより)
と説明した｡

また､清武英利球団代表は､
｢通常､実戦復帰まで6週間かかるというが､本人は交流戦の最後には出たいと言っている｣(同)
とコメント｡
高橋が交流戦終盤の6月中旬のの復帰を目指していることを明らかにした｡

開幕から5番を務め､勝負強い打撃を見せていた高橋｡
当初は10日程度で復帰できると思われていただけに､チームに与えるショックは大きいだろう｡

チームは12日､5年ぶりの最下位転落｡
チーム打率リーグ5位と貧打に泣かされる試合が続いている｡
この日の試合では｢1番･小笠原｣､｢3番･坂本｣という新オーダーをテスト｡
試合には勝ったが､2得点と打線が機能したとはいえない｡
貧打解消の切り札として日本ハムから高橋信二捕手を金銭トレードで獲得したが､セ･リーグの投手に順応できるかは未知数だ｡

阿部慎之助捕手に続き､高橋の長期離脱を余儀なくされた巨人｡
ベストオーダーで試合に臨める日は､果たしていつになるのだろうか｡

(2011年5月13日)

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