ソフトバンク･内川聖一が交流戦MVPを獲得! 日本生命賞には内海と坂口

プロ野球の｢日本生命セ･パ交流戦｣の表彰選手が22日発表され､最優秀選手(MVP)に､優勝したソフトバンクの内川聖一外野手が選ばれた｡
日本生命賞は最多の5勝を挙げた巨人･内海哲也投手と交流戦トップの打率.412をマークしたオリックス･坂口智隆外野手が受賞｡
それぞれの選手が喜びを語った｡

MVPを獲得した内川は､打率.326､4本塁打､長打率.554､20打点という好成績でチームの優勝に貢献｡
移籍1年目の選手としては初となるMVP受賞となった｡

賞金200万円を獲得した内川は､
｢自分だけで取った賞じゃない｡チームの成績があった中でもらえた喜びが大きい｡監督､コーチ､チームの皆に感謝してもしきれない｣(中日スポーツより)
と笑顔でコメント｡
しかし､
｢喜ぶのは今日まで｣(同)
とすでに気持ちは24日からのリーグ戦へ向いている様子｡
初戦の相手は絶好調の日本ハム･ダルビッシュ有投手だけに､
｢1打席目にいい結果を残すことで､その後の打席も優位に立てる｣(同)
と気を引き締めていた｡

交流戦5戦5勝､防御率1.50という好成績が評価された内海は､
｢すごく光栄で､うれしい｡(5月28日の)ロッテ戦で完封して乗っていけた｡去年まではチェンジアップに頼り､困ったら投げるボールがなくなっていたので､今年は真っすぐを磨いた｣(スポーツ報知より)
と自己分析｡

一方､交流戦トップの打率.412､42安打をマークした坂口は､
｢チームの調子が悪かったし､迷惑を掛けることも多くて何とかしたいという気持ちが強かった｡結果が続けて出るようになったことが､自分の気を楽にしてくれた｣(同)
とホッとした様子でコメント｡
チームもリーグ3位と上昇傾向にあるだけに､
｢まだまだ良くなる気がする､もっと打って活躍したい｣(同)
と意気込みを見せた｡

(2011年6月23日)

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