巨人･内海､最多勝対決制し今季初勝利&1000奪三振! チームは今季初3連勝!

【巨人 3-2 中日東京ドーム】
巨人･内海哲也投手が12日､本拠地での中日戦に先発｡
昨季最多勝を分け合った吉見一起投手との投げ合いを制し､8回を8安打2失点で今季初勝利を挙げた｡

｢吉見君はスゴイ投手｡なんとか0点に抑えようと思ってマウンドに上がった｣(中日スポーツより)
という内海は､走者を許すものの粘りの投球｡
2回､一死一､二塁とされるも､平田を二ゴロ併殺｡
3回にも一死二塁と得点圏に走者を背負ったが､低目を丁寧につく投球で､荒木､大島をいずれも内野ゴロに打ち取り切り抜けた｡

過去2戦は好投しながらも打線の援護がなく､いずれもチームは零封負け｡
しかし､この日はエースになんとか白星をつけようと打線も奮起｡

3回､内海が左前打で出塁すると､二死から4連打｡
相手のエラーも絡み､昨季2度の対戦で攻略できなかった吉見から一挙に3点を奪った｡

また､内海が6回に一死三塁のピンチを迎えると､和田の中飛を長野が捕球し本塁へ矢のような送球｡
三塁走者･森野を刺し､守備でもエースを盛り立てた｡

内海は8回に通算1000奪三振を達成し､8回を8安打2失点の好投｡
3戦目で掴んだ今季初勝利に､
｢めちゃめちゃ､うれしかったです｡絶対に勝てると思って頑張りました｣(スポーツ報知より)
と思わず笑顔がこぼれた｡

これでチームは今季初の3連勝｡
原監督も､
｢そうそうエース同士がぶつかることはないが､長いペナントレースの上で､内海､我が軍に軍配が上がったのは大きい｣(同)
と満足げに試合を振り返った｡

今季の目標は昨季の18勝を上回る20勝だと語る内海｡
巨人では1999年の上原浩治以来となる大台達成に向け､ようやく第一歩を踏み出した｡

(2012年4月13日)

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