ドジャース･黒田博樹がリーグトップの5勝目! 連続無失点記録は14回2/3に!

【ドジャース 3-0 ブルワーズ】
米大リーグ･ドジャースの黒田博樹投手が17日(日本時間18日)､本拠地でのブルワーズ戦に先発｡
7回2/3を6安打無失点と好投し､リーグトップタイとなる5勝目を挙げた｡

黒田は初回に2死一､三塁のピンチを招いたが､二回以降は安定｡
三回にはリーグトップの12本塁打を誇るブラウンから空振り三振を奪い､シーズン50本塁打の経験もあるフィルダーを左飛に打ち取った｡

7回終了時の球数は93球｡
マッティングリー監督からは､
｢大丈夫か?｣(スポーツ報知より)
と声を掛けられたというが､
｢リリーフ陣の故障もあるから､一人でも多く投げる｣(同)
と8回のマウンドへ｡
疲れからかメジャー初のボークで1死二塁としたが､最速94マイル(約151キロ)の直球で後続を圧倒｡
3連敗中だったチームを久しぶりの勝利に導いた｡

黒田はこれでリーグトップタイの5勝目｡
連続無失点記録も14回2/3に伸ばし､防御率は2点台(2.80)に突入した｡
しかし本人は､
｢悪い気はしないが､いつものように全力でやるだけ｣(スポニチアネックスより)
といたって冷静｡
｢チーム的にもしんどかったので､8回の途中までマウンドを守れたのは良かった｣(同)
と個人成績よりも､チームの勝利に安堵した様子であった｡

メジャー4年目を迎え､円熟味が増してきた黒田｡
日本人初の最多勝獲得も夢ではないだろう｡

(2011年5月19日)

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