ソフトバンクが内川聖一と細川亨をダブル獲り!! 破格の4年契約提示か!?

いよいよ今日から所属球団以外との契約交渉が解禁になるFA市場｡
今年は2002年以来となる二ケタ11人の選手がFA宣言し､大きな盛り上がりを見せている｡

そんな中､レギュラーシーズンを制しながらまたしても日本シリーズに進出することができなかったソフトバンクは､横浜･内川聖一外野手と西武･細川亨捕手のダブル獲りを計画｡
ダイエー時代の2003年以降遠ざかっている日本一へ､大型補強に動き出す｡

まず獲得に動くのは細川｡
交渉解禁日早々､都内ホテルで入団交渉を行うことが明らかになった｡

ソフトバンクの小林編成･育成部長は細川について､
｢一番に会ってくれて､手応えを感じている｡彼には優勝経験があるし､捕手としての総合力は極めて高い｣(スポニチアネックスより)
と評価｡
今季､捕手を固定することができなかったソフトバンクにとって､ゴールデングラブ賞1回､年間最多16本塁打を放った実績のある細川はのどから手が出るほど欲しい選手だろう｡

細川の獲得には横浜も参戦するとみられるが､小林編成･育成部長は､
｢安心してホークスでプレーできる環境は整える｡(FA再取得までの)保留期間(4年間)は保証する｣(同)
と捕手としては異例となる4年契約を提示し､最大限の誠意をみせることを明かした｡

また､内川については別の球団幹部が､
｢九州の選手で､しかもこのクラス｡なかなか出会うこともできない｣(同)
とコメント｡
入団交渉は26日に行うことで最終調整しており､細川と同じく4年契約を提示する方針だ｡

今季チームの打撃3部門でトップの成績を残した多村仁志外野手がFA宣言したソフトバンク｡
残留は微妙な状況であり､強打の外野手は補強ポイントとなっていた｡

解禁初日には広島と入団交渉を行う内川｡
他球団に先を越される格好となったが､球団関係者は､
｢日程の問題はあるが､可能性はゼロではない｣(デイリースポーツより)
と王貞治球団会長が交渉に同席することを示唆｡
最大の"切り札"を投入し､全力で口説き落とすつもりだ｡

交渉解禁初日から活発な動きをみせるFA市場｡
今季の雪辱を誓うソフトバンクの動向に大きな注目が集まりそうだ｡

(2010年11月18日)

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