｢意識なんてない｣田中将大が斎藤佑樹に抱える本音を星野監督が暴露!?

楽天･星野仙一新監督がエース･田中将大投手と初対面｡
岩隈久志投手がメジャー移籍確実な中で､来季のフル回転と｢マー君｣の愛称卒業を要求した｡

北京五輪以来､2年ぶりに田中と同じユニホームを着た星野監督は､
｢これからは『マーくん』と呼ばれないようにしないとな｡ひと皮むけるか､どうか｣(ニッカンスポーツより)
と田中のさらなる成長には"重み"のある愛称が必要だと指摘｡

｢もう20歳｡立派な大人なんだから､いつまでも『マーくん』じゃないよ｡何か､いいニックネームを考えてくれ｣(同)
とマスコミに対し"逆提案"するほどだった｡

｢すべてオレより上だ｣(同)
と高く評価する田中に対する要求は高い｡
チームだけでなく球界発展のためにも､
｢ダルビッシュや涌井の世代は出てきたが､もう1つ下の世代がもっと出てきてほしい｣(同)
と巨人･坂本や広島･前田ら､逸材が揃う同世代の中心になることを願った｡

また来季は､大学を経た好投手たちがプロの門を叩く｡
2006年夏の甲子園で死闘を演じた斎藤佑樹投手(早大)は同じパ･リーグ球団､日本ハムへの入団が確実だ｡

ドラフト会議後､
｢正直うれしいです｡公式戦で対戦することにより野球界を盛り上げていきたい｣(スポーツ報知より)
と斎藤との対戦を熱望した田中｡

しかし星野監督は､
｢自分では言いにくいだろうから､オレが言う｣(ニッカンスポーツより)
と前置きし､
｢斎藤への意識なんてないよ｡プロに入ったのは先｡実績が上｡比べるのが失礼だ｣(同)
と"これが田中の本音だ!"といわんばかりに､厳しく吐き捨てた｡

過保護とも思える星野監督の田中への対応｡
星野監督がこれを思いやりと思っているのなら､田中はこれから苦労しそうだ｡

(2010年11月6日)

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