マリナーズ･川崎が自由契約に! ナ･リーグ最年長の斎藤もメジャー枠外れる

米大リーグのマリナーズは24日､川崎宗則内野手を自由契約にしたと発表した｡
川崎は来季も米国でのプレーを希望しており､今後は新シーズンに向けて移籍先を探すことになる｡

川崎は昨オフ､ソフトバンクからFA宣言してマリナーズとマイナー契約｡
春季キャンプには招待選手としての参加となったが､オープン戦で4割近い打率を残し､開幕メジャー入りを勝ち取った｡

しかし､レギュラーを獲得するには至らず､代走や守備固めでの起用がほとんどで､フル出場はわずか23試合｡
結局､メジャー1年目のシーズンは61試合に出場し､打率.192､0本塁打､7打点､2盗塁と不本意な成績に終わった｡

また同日､ダイヤモンドバックス･斎藤隆投手もメジャー40人枠から外され､自由契約となったことが判明した｡
メジャー7年目の斎藤は､度重なる怪我に苦しみ､防御率6.75と低迷｡
登板はメジャー挑戦後最低となる16試合にとどまり､チームもポストシーズン出場を逃してしまった｡

来年2月に43歳を迎える斎藤は､現在ナ･リーグの最年長投手｡
本人もシーズン終了後､
｢今年も全力を出し切ったつもりだが､例年とは違う感じがする｡今年ほど体調管理の難しさを感じたことはない｣(ニッカンスポーツより)
と複雑な心境を明かしており､今後の去就が注目される｡

ダルビッシュや青木､岩隈が存在感を示したものの､今季も日本人メジャーリーガーの多くは低調な成績に終わった｡
今後はWBCの選考も進んでいくが､ほとんどの選手は来季へ向けた準備に追われることになりそうだ｡

(2012年10月25日)

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