マリナーズ･川崎､イチローへのホモ疑惑認めた! ｢ヨメに怒られる…｣

今季､米大リーグ･マリナーズとマイナー契約を結び､見事25人の開幕ロースターを勝ち取った川﨑宗則選手｡
前半戦は38試合に出場し､打率.185と打撃では思うような結果を残せなかったが､守備固めや代走で起用された際には､堅実なプレーで存在感を示した｡

日本時代同様､ハツラツとしたプレーを見せている川崎だが､当初メジャー移籍には疑問の声もあった｡
というのも､川崎は昨シーズン終了後に海外FA権を行使し､
｢イチロー選手と同じチームだけを希望しています｣(ニッカンスポーツより)
と宣言｡
憧れの選手と同じチームでプレーするためだけに日本での栄光を捨て､異例のマイナー契約を結んだからだ｡

川崎のイチローに対する異常なまでの執着は､ファンの間ではよく知られている｡

日本時代に背負っていた背番号52は｢イチロー(51)の一つ後の番号｣を意味しており､マリナーズでは52が空き番号でなかったため61を選択｡
本人は､
｢逆から読めばイチロー｡素晴らしい番号をいただいた｣(サンケイスポーツより)
と大喜びだった｡
念願だったマリナーズ入りを決め､チーム練習が始まると､
｢ずっとイチローさんと一緒だったから､テンション上がりますよね｣(同)
とまるでファンのようなコメント｡
開幕メジャー入りを決めた際の練習後には､イチローとの2ショット写真をプリントしたTシャツを着て報道陣の前に姿を見せた｡

他にもエピソードを挙げていけばきりが無いが､こうした一連の行動を受け､ファンの間では同性愛者ではないかという疑惑まで浮上｡
ネット上では愛称の"ムネリン"をもじって"ホモリン"と呼ばれるまでになった｡

川崎は昨年8月に結婚しており､もちろん"ホモ疑惑"は冗談｡
しかし､こうした疑惑がささやかれていることを本人はどう思っているのか｡
『日刊SPA!』がこの疑問を本人に真っ向からぶつけたところ､川崎は嫌な顔一つ見せずこう答えてくれたという｡

｢アハハ!(地元の)鹿児島の友達にも言われていますし､ネットの評判もしっかりと耳に入っていますよ｡
『ホモなの?』って聞かれたら､正々堂々と『ホモだよ!』って言い返していますし｡『お前､"ホモリン"って呼ばれてるぞ』と言われて､『そうか､ついにホモまで来たか｡俺も大したもんやな』と(爆笑)｡
あ､あんまりバカ笑いしているとヨメに怒られるんです｡『もう31歳なのに』って(笑)｣(日刊SPA!より)

日本時代に比べれば年俸も出場機会も激減したが､憧れのイチローとプレーできることに充実感を感じている様子の川崎｡
マリナーズは前半戦をア･リーグ西地区最下位で折り返したが､日本人コンビの活躍で後半戦の巻き返しに期待したい｡

(2012年7月16日)

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