ダルビッシュの背番号｢11｣が準欠番扱いに! 日ハムGM｢それなりの選手しかつけられない｣

日本ハムはダルビッシュ有投手のメジャー移籍が決まった場合､背番号｢11｣を"準永久欠番"扱いとすることが29日､分かった｡

ダルビッシュは2004年の入団以降､7年間で93勝を挙げ､2度のMVPを獲得｡
2007年からは5年連続防御率1点台という驚異的な数字を残し､3度のリーグ優勝に大きく貢献した｡

日本ハム･山田正雄ゼネラルマネージャーは(GM)この日､背番号11について､
｢それなりの選手にしかつけられない番号になった｣(スポーツ報知より)
とコメント｡
ダルビッシュに匹敵する絶対的エースが誕生するまで､｢11｣を空き番号とする意向を明かした｡

日本ハムで永久欠番となっているのは､2度目のリーグ優勝を果たした1981年に故･大社義規前オーナーがつけた｢100｣のみ｡
選手の背番号が永久欠番となったことはなく､この待遇は異例中の異例と言える｡

今年のドラフトで1位指名した東海大･菅野智之投手に｢11｣を託すプランもあったというが､菅野は入団せず浪人を決意｡
｢11｣は日本ハムのエースナンバーとして､当面の間凍結されることになりそうだ｡

なお､ダルビッシュの代理人アーン･テレム氏は､すでに独占交渉権を獲得したレンジャーズとの交渉をスタート｡
交渉期限となる来年1月18日午後5時(日本時間同19日午前7時)まで､年俸2000万ドル(約15億6000万円)を希望額に強気の交渉を進めていく方針だという｡

(2011年12月30日)

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