岩隈久志がメジャー移籍に大きく前進! 新代理人は米国の超売れっ子!

昨オフ､ポスティングシステム(入札制度)による大リーグ移籍が不調に終わり､楽天に残留した岩隈久志投手｡
しかし､メジャーへの夢を諦めてはおらず､今月1日には代理人を団野村氏から米国人のポール･コブ氏に変更｡
｢シーズンに集中するためにも､こういう交渉ごとは早めに任せられる人に任せた方がいいと思った｣(スポーツ報知より)
とコメントを発表した｡

新たに代理人となったコブ氏は､昨年最優秀防御率を獲得したジョシュ･ジョンソン(マーリンズ)や元首位打者のフレディ･サンチェス(ジャイアンツ)など､大リーグ所属選手だけで30人以上の顧客を抱える"超売れっ子"代理人｡
日本人選手を担当するのは今回が初めだが､日本語の会話能力もあるという｡

昨オフ､アスレチックスとの交渉が決裂した背景には､前代理人･団氏のルール無視の強引な交渉があったと言われている｡
なんと､団氏は交渉中にも関わらず金銭面などの条件を報道陣に暴露｡
これにアスレチックス側が不信感を抱き､交渉がまとまらなかったというのだ｡

一方､コブ氏は対話重視の代理人として知られており､在米マスコミ関係者によると､
｢ロサンゼルスを中心に仕事をしているため､アスレチックスやジャイアンツなど西海岸のチームには強いようです｣(日刊ゲンダイより)
とのこと｡
温暖な地域でのプレーを希望している岩隈にとって､まさに最適な代理人と言えそうだ｡

岩隈の代理人変更は､複数の米メディアでも報じられた｡
スポーツ専門局｢ESPN｣電子版では､早くも今オフの注目投手として岩隈を紹介｡
日本を代表する右腕への期待は日に日に高まっている状況だ｡

ただ､現在はあくまでもシーズン中｡
岩隈自身も､
｢目標は楽天の優勝｡今年もCS目指して､いろんな思いを背負って戦っています｣(スポニチアネックスより)
とコメントしている｡
楽天で大きな目標を達成したその先に､メジャーという夢が待っている｡

(2011年8月14日)

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