ツインズ･西岡剛がチーム内で孤立!? 選手との不仲までささやかれたワケとは!?

日本から遅れること約半月､米大リーグもキャンプが始まり日本人選手が続々と始動｡
今オフ､ロッテからポスティングを利用してツインズに移籍した西岡剛内野手も24日からキャンプイン｡
メジャーリーガーとしての第一歩を踏み出した｡

米紙『USAトゥデイ』で､今季の活躍が見込まれる若手選手25人に選出されるなど､大きな注目を集めている西岡｡
しかし､注目度の大きさのためか思わぬ誤解を生んでしまった｡

西岡はキャンプ直前､野手合同自主トレに参加｡
慣れない天然芝に適応するため､合同自主トレ後も専属トレーナーを従えて黙々とトレーニングに打ち込んだ｡

しかし､注目選手の単独行動に地元メディアが素早く反応｡
｢西岡はチームメートを距離を置いている｣(USA通信より)
と大きく報じられてしまったのだ｡
さらに地元メディアは､西岡が野手合同自主トレでツインズのユニフォームを着ていないことにも注目｡
単独行動と合わせて大きく騒ぎ立てた｡

これらの報道にファンは困惑｡
調整に集中したいだけなのか､それともチームメートと仲が悪いのかと､様々な憶測を呼んだという｡

だが､ガーデンハイヤー監督は､
｢日本では､あることをやってよい結果が出たときは､全く同じことを繰り返してやると聞いている｡自分で納得のいく方法でやればいい｣(同)
と西岡の単独行動をまったく気にしていない様子｡
ユニフォームの問題についても､
｢通訳を介して､ツインズのユニフォームで練習に出てくれたら大歓迎だが､好きにやってくれてかまわないと伝えた｡野手の公式のキャンプはまだ始まっていないんだからね｣(同)
とコメントした｡

しかし､報道が大きくなり過ぎたためか､バブラ打撃コーチは翌日､西岡と主力選手の合同練習を急きょ発表｡
周囲の雑音から西岡を守ろうという配慮もあったのかもしれない｡

良くも悪くも､地元メディアから大きな注目を集めている西岡｡
それだけに､結果が残せなければ厳しい批判を浴びる可能性もありそうだ｡

(2011年2月26日)

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