オリックスのイ･スンヨプが古巣･巨人に強烈な一発!! 完全復活を猛アピール!!

オリックスのイ･スンヨプ内野手が22日､巨人との練習試合に｢5番･一塁｣で先発出場｡
古巣相手に豪快な3ランを放つなど存在感を示した｡

四回1死二､三塁で迎えた第2打席｡
イ･スンヨプは昨年までの同僚･東野が投じた真ん中低めの直球をフルスイング｡
打球は弾丸ライナーで右翼席へ飛び込んだ｡

九回には外角の直球を左翼線へ運ぶ技ありの二塁打｡
全盛期を思わせる鋭いスイングで､首脳陣に完全復活を印象付けた｡

試合後､イ･スンヨプは､
｢今は結果じゃなく､内容｡その過程に集中したい｡開幕戦でも打てればいいね｣(スポニチアネックスより)
と控えめにコメント｡
しかし､岡田監督が､
｢2月1日のキャンプインから体は絞れてるし､かなり打ち込んできてた｡今年に懸ける思いが､そういうところに表れている｣(デイリースポーツより)
と証言しているように､復活への意気込みは生半可なものではない｡

今キャンプでは､"昨年より倍"を目標に黙々と素振り｡
バットも41本塁打を放った巨人1年目のモデルに変更し､全盛期の姿を取り戻そうと必至だ｡

そんなイ･スンヨプを支えている一つの目標がある｡
それは､あと32本に迫った日韓通算500本塁打｡
日本でシーズン32本塁打以上を記録したのは､41本塁打を放った2006年の一度だけだが､全盛期の輝きを取り戻すことができれば不可能な数字ではないだろう｡

試合後､
｢開幕から一塁を守り､最後まで守る｣(同)
とシーズンに向けた意気込みを語ったイ･スンヨプ｡
全試合出場となれば､日韓通算500本塁打という目標にも大きく近づくはずだ｡

(2011年2月23日)

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