李承ヨプがオリックス移籍でほぼ合意!! 年俸はまさかの5億円減!?

今季限りで巨人を退団した李承ヨプ(イ･スンヨプ)内野手がオリックスに入団することでほぼ合意したことが28日､分かった｡
契約は1年で年俸8000万円プラス出来高払い｡
日本でのプレー続行を希望していた李は今季年俸6億円からの大幅減を受け入れ､来季､オリックスで再起を誓う｡

オリックスは今季24本塁打のアレックス･カブレラ内野手の残留交渉が難航｡
そのため､球団はカブレラに代わる大砲として日本通算144本塁打の李と11月上旬から本格的な調査を開始していた｡

李は今季､56試合に出場し､打率.163､5本塁打に終わったが､長打力はいまだ健在｡
本人がこだわりを持っているという一塁手としての守備力も高く､オリックス･村山球団本部長は､
｢良い選手であるのは間違いない｣(サンケイスポーツより)
と高く評価していた｡

年俸5億2000万円減という過去に例を見ない契約条件となるが､同部長は､
｢向こうも理解してくれていると思う｡当球団に思いを寄せてくれているというのは､ありがたいことです｣(同)
と獲得への手応えを語っており､李に近い関係者も､
｢たぶん今月中には決まると思う｣(スポニチアネックスより)
としていることから､オリックス入団は決定的とみられる｡

巨人退団が決まった際､
｢現役の最後の1年くらいは韓国でやりたいが､いい成績を残してから｡このままでは終われない｣(サンケイスポーツより)
と語っていた李｡
来季はFA残留した後藤光尊内野手､本塁打王を獲得しブレイクしたT-岡田外野手との強力クリーンナップで輝きを取り戻してみせる｡

(2010年11月29日)

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