ツインズの地元では西岡剛と荒木雅博を勘違い!? 少ない情報に’珍報道’が続出!!

ポスティングシステム(入札制度)でロッテ･西岡剛内野手の独占交渉権を獲得したツインズが契約交渉に向け本格的に動き出した｡
ビバリーヒルズ･スポーツ･カウンシル社の広報担当が､
｢ツインズから西岡の代理人リック･サーマン氏に連絡があった｣(ニッカンスポーツより)
と明かしたという｡

ツインズの印象を､
｢僕自身､強いチームに行きたかった｡刺激し合って成長できる｡そういう意味でうれしく思いますね｣(同)
と語った西岡｡
しかし､そんな本人の期待とは裏腹に､ツインズの地元･ミネソタではまだまだ西岡の認知度は低い｡

地元紙『パイオニアプレス』電子版では11月26日付けで西岡の特集を組み､異国の地からやってくるスピードスターに期待を寄せた｡
しかし､特集に掲載された5枚の写真の中には中日･荒木雅博内野手のものが混入｡
西岡についての情報が少ないためなのか､荒木の写真はその後も使用され続け､ついには米大手テレビネットワークのCBSスポーツ電子版にも"西岡"として荒木の写真が掲載された｡

間違いは写真だけではない｡
日本では2007年から登録名を｢TSUYOSHI｣とするなど､名前の表記には強いこだわりを持つ西岡｡
かつて､6文字までしか表示できない甲子園球場の電光掲示板に｢TUYOSHI｣と表記された際には苦笑いを浮かべていたが､CBSスポーツ電子版ではなぜか｢Nishoika(ニショイカ)｣と表記された｡

顔も名前も勘違いされたまま本格的な交渉に臨む西岡｡
あるメジャースカウトが､
｢彼は優れたアスリート｡素晴らしい足があるし守備範囲も広い｡打撃も大きく向上している｣(同)
と語るなど関係者からの評価は高いだけに､一刻でも早くその実力をファンに見せ付けたいところだろう｡

(2010年12月2日)

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