キム･ヨナの公演を火事で中止にした男に下された､キツーい判決とは!?

2007年9月にキム･ヨナ､安藤美姫ら世界トップクラスの男女フィギュアスケーター16人が参加し韓国で行われる予定だった､『現代カードスーパーマッチV-07スーパースターズオンアイス』が火災のため突然中止になるという事件があった｡

事件当時､建物で作業していた作業員は､
｢防水工事をするために接着剤を塗った後､昼食を取って戻ると火がついていた｣(中央日報より)
と話しており､捜査にあたった警察も､
｢作業に使われた接着剤は揮発性と発火性が強い特性を持っているため､日差しによる自然発火の可能性がある｣(同)
とし､事件性は低いと見られていた｡

しかし､同公演を企画したS社が｢公演中止による被害を賠償するよう｣と作業員のキム氏と防水施工会社H社を相手に損害賠償請求訴訟を起こし､その結果､原告が勝訴したことが今月28日明らかになった｡

裁判府は､
｢キム氏は作業中にタバコを吸い､火が消えたことを確認せず火災になった｡(中略)キム氏はS社が被った被害5億ウォン(約3700万円)を賠償すべきだ｣(同)
との判決を下した｡

また､H社については､
｢H社は当時､火事発生とその経緯を知ることができなかったので損害賠償の責任はない｣(同)
とした｡

韓国のスーパースター､キム･ヨナの公演を中止に追い込んだ罪は大きかったようだ｡

(2010年9月29日)

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