高橋大輔が世界選手権後に引退か!? 四大陸選手権優勝も揺れる心境を告白!!

フィギュアスケートの四大陸選手権で大活躍を見せた日本勢が21日､相次いで帰国｡
女子選手が好成績に喜びのコメントを残す中､男子で3年ぶりに優勝した高橋大輔は自身の演技に不満を漏らし､世界選手権後の引退も示唆した｡

女子で初優勝を果たした安藤美姫は羽田空港に降り立ち､
｢目立ったミスなく終われたので､大きな収穫になった｣(47NEWSより)
と大会を総括｡
2007年大会以来の優勝を目指す3月の世界選手権については､
｢わくわくしている｡演技の完成度を高めて臨みたい｣(同)
と笑顔で抱負を語った｡

トリプルアクセルを成功させるなど､完全復活を予感させる演技で2位となった浅田真央は中部国際空港に帰国｡
｢プログラムを変えて最初の試合だったけど､まあまあ滑りこなせた｣(同)
とジャンプだけでなく､新たな振り付けにも手応えを感じている様子｡
ライバルのキム･ヨナと約1年ぶりの対決が実現する世界選手権に向けては､
｢今季最高の演技ができるようにしたい｣(同)
と誓った｡

そんな中､関西国際空港で取材に応じた高橋は､
｢結果はよかったが､満足のいく演技ができなかった｣(同)
と不満気｡
2位に15点以上の差を付ける圧勝だったものの､フリーで4回転ジャンプを失敗したことが課題として残ったようだ｡

さらに､現時点で2014年ソチ五輪を目指す意向を表明していない高橋は､世界選手権後について､
｢全く考えてない､かもしれない｣(スポーツ報知より)
とし､現役続行と引退の間で揺れる複雑な心境を告白｡

具体的な明言は避けたが､
｢世界選手権が終わって､ゆっくりして自分の気持ちに従おうと思ってます｣(同)
とも語っており､世界選手権後になんらかの発表がありそうだ｡

昨年2月のバンクーバー五輪後､
｢五輪でやめようと思っていたけど､来年の世界選手権までは続けたい｣(同)
と発言していた高橋｡
この言葉通りであれば､3月の世界選手権が最後の大会となりそうだが･･･

果たして､長年に渡り男子フィギュア界を牽引してきた高橋は､どのような決断を下すだろうか｡

(2011年2月22日)

その他のFIGUREニュース