引退発表の城島､ソフトバンク監督就任に向け福岡で土地探し!?

先月末､今季限りでの現役引退を発表した阪神･城島健司捕手｡
引退会見では､
｢今の体の状態では給料はもらえない｣(サンケイスポーツより)
と自らの引き際について説明した｡

城島は2009年オフにマリナーズとの契約を破棄し､4年総額25億円の大型契約で阪神に加入｡
移籍1年目は全試合に出場し､打率.303､28本塁打､91打点の好成績を残したが､2年目は怪我の影響もあり出場はわずか38試合｡
今年も5月に椎間板ヘルニアの除去手術を受け､出場はわずか24試合に留まっていた｡

阪神にとっては､城島の決断は"朗報"だったに違いない｡
株主から｢不良債権｣呼ばわりされていた城島が引退することで､来季は4億円ものカネが浮く｡
一塁手として起用する際に懸念された新井との併用問題も解決された｡
来季に向けて世代交代を推し進めたい球団にとって､城島引退はまさにいいことずくめなのだ｡

"給料泥棒"というレッテルが貼られる前に､潔くよく引退を決断した城島｡
今後しばらくは地元･長崎で家族サービスに専念するというが､一方で将来的な球界復帰に向けた動きも見せているという｡
ある球界OBはこう明かしている｡

｢城島は引退を決めてから､ヤフードームの近くに200坪の土地を探していた｡佐世保に大豪邸があるのにです｡将来､福岡で仕事をするため､球場近くに家を建てるつもりなのです｣(日刊ゲンダイより)

"福岡での仕事"とは､当然､古巣･ソフトバンクでの指導者としての復帰を指す｡
マリナーズとの契約を破棄した際､ソフトバンクでの日本球界復帰を熱望するなどチームへの愛着は人一倍強い城島｡
球団側も彼の指導者としての復帰を心待ちにしているようだ｡

｢ソフトバンクも今季限りで小久保が引退するが､城島がユニホームを脱ぐことにより､『ポスト秋山』の筆頭には城島が浮上｡
師匠の王会長が元気なうちにコーチとして入閣し､監督に就任するはずです｣(同)

一時代を築いた名捕手が､監督としてグラウンドに帰ってくる日はいつになるだろうか｡

(2012年10月8日)

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