日本ハム･斎藤佑樹､わずか10球で緊急降板! 左脇腹痛で登録抹消!

【日本ハム 2-4 ソフトバンク札幌ドーム】
日本ハムの斎藤佑樹投手が8日､ソフトバンク戦に先発したが､一回を投げ終わった後に左脇腹に違和感を訴え緊急降板｡
9日に札幌市内の病院で精密検査を受けるというが､梨田監督は出場選手登録の抹消を明言した｡

今季4度目の先発マウンドとなった斎藤｡
初回は川崎､本多､松田と好調な上位打線を三者凡退に切って取り､本拠地･札幌ドームに詰め掛けた3万4269人の観衆から大歓声を浴びた｡

しかし､その歓声はすぐにどよめきへ変わった｡

なんと､二回のマウンドに上がったのは斎藤ではなく多田野｡
投手交代がアナウンスされると､観衆から深いため息が漏れ､球場は異様な空気に包まれた｡

試合前のブルペンから痛みを感じていたという斎藤｡
痛みをこらえて登板したが､一回を投げ終えると自ら吉井投手コーチに降板を申し出たという｡

斎藤は試合後､
｢100％の力で投げられないのに､点を取られてチームに迷惑をかけられないです｣(スポーツ報知より)
とコメント｡
左脇腹の違和感については､
｢左脇腹は初めてですね｡激痛とかではなく違和感程度です｣(同)
と軽症であることを強調した｡

これを受け梨田監督は､斎藤の出場選手登録抹消を決断｡
今後は1軍に帯同しながらリハビリを行う予定で､調整を兼ねて2軍戦への登板も検討されているという｡

ここまで3試合に先発して2勝と､重圧の中で先発投手の役割を果たしてきた斎藤｡
かつて､
｢野球でケガをしたことは一度もない｣(スポニチアネックスより)
と話していたこともあるが､ルーキーの体には想像以上の負担がかかっていたのかもしれない｡

(2011年5月9日)

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