日本ハム･斎藤佑樹､ローテ入り当確か!? 強力･巨人打線からプロ初勝利!!

【オープン戦日本ハム 1-0 巨人】
日本ハムの斎藤佑樹投手が6日､巨人とのオープン戦に3番手として登板｡
主力を並べた巨人打線を3回2安打無失点に抑え､オープン戦ながら"プロ初勝利"を手にした｡

0-0の6回､無数のフラッシュを浴びながらマウンドに上がった斎藤｡
｢皆さん雰囲気があったので､最初から怖かった｣(ニッカンスポーツより)
という言葉とは裏腹に､堂々とした投球で6回をあっさりと三者凡退に抑えた｡

続く7回､先頭バッターは同級生の坂本勇人｡
｢初球を振ってくるだろうなという感じもあったので｣(同)
と初球はこの日解禁したばかりのフォークを選択｡
読み通り空振りを奪って優位に立つと､2球目の直球で中飛に打ち取った｡

その後もラミレスや阿部､高橋といった巨人のレギュラークラスを相手に､低目を丁寧につく投球を披露｡
9つのアウトのうち5つが内野ゴロという内容に､斎藤自身も､
｢多少長いイニングだったですけど､自分のピッチングが出来ました｣(同)
と納得の表情を浮かべた｡

試合後に梨田監督は､
｢まだ評価できないけど､先発の方がいいんじゃないかと思う｡走者を背負っていくより､きれいなマウンドが似合う気がする｣(同)
と改めて先発起用を示唆｡
オープン戦3試合で6イニング連続無失点と結果を残しているだけに､先発ローテション入りはほぼ確実とみていいだろう｡

マウンドを降りた直後の8回､味方が決勝点を奪って嬉しい初白星を飾った斎藤｡
｢やりたいことができてる部分とラッキーが半々｣(中日スポーツより)
と浮かれる様子はないが､12球団屈指の強力打線を抑えた実力は本物のようだ｡

(2011年3月7日)

その他のBASEBALLニュース