岡崎慎司､シュツットガルトへの移籍が決定!! 長友佑都はユベントス移籍が有力か!?

サッカーのドイツ1部･ブンデスリーガの名門シュツットガルトは30日､J1清水エスパスルに所属する日本代表FW岡崎慎司の獲得を発表｡
2014年まで3年半の契約で､背番号は31に決まった｡

アジア杯決勝直後､優勝をチームメートと祝う間もなくドイツに向かったという岡崎｡
本拠地スタジアムで行われた入団会見では､
｢受け入れてもらえてうれしい｡強いチームになるよう貢献したい｡自分の特長は裏を狙うことと運動量､そして得点能力です｣(ニッカンスポーツより)
とドイツ語で挨拶し､笑顔を見せた｡

チームは5度のリーグ優勝を誇る名門だが､今季はここまで2部降格圏の17位と低迷｡
アジア杯で見せた通り､豊富な運動量と得点感覚を武器とする岡崎は､チーム浮上のキーマンとして期待されている｡

岡崎自身もその期待を感じているようで､
｢疲れはありますがそういう中でも走れるのも自分の特長｣(同)
と早くも出場に意欲的｡
31日に一度日本へ帰国するが､2月4日には再びドイツ入りし､早ければホームで行われる同12日のニュルンベルク戦から出場する予定だ｡

幾多の苦境を乗り越えてアジアを制した日本代表｡
その中で評価を高めたのは岡崎だけではない｡

決勝戦で値千金のアシストを決めたDF長友佑都には､所属するイタリア1部のユベントスやACミランだけでなく､スペイン1部のバルセロナやビジャレアルも注目｡
30日早朝にカタールからイタリアへ出発する際､長友が､
｢ステップアップしたい気持ちが強い｡今年の夏にはビッグクラブへ移籍できるよう､この半年間を大事にしたいですね｣(同)
とビッグクラブへの移籍を熱望したことから､今後争奪戦はますます激しさを増しそうだ｡

また､長友は移籍について､
｢自分が結果を残せば日本人がイタリアに移籍しやすくなる｡もう少しここで頑張りたい｣(スポーツナビより)
とも話しており､イタリア国内での移籍を最優先に考える方針｡
先日､ACミランは同ポジションのDFビラを獲得していることから､現時点ではユベントスへの移籍が最有力となりそうだ｡

ザッケローニ監督の下､組織的でアグレッシブなサッカーを見せ､世界を驚かせた日本代表｡
冬の移籍期限は今月末までだが､移籍市場が再び開放される今夏は多くの日本人選手が注目の的になりそうだ｡

(2011年1月31日)

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