マンUが香川真司に19億円用意!? 香川のスゴさに本田圭佑もトップ下を譲った!?

移籍1年目からドイツ･ブンデスリーガの前半戦MVPに輝き､世界的な注目を集めいている日本代表MF香川真司｡
これまで､スペインのレアル･マドリードやアトレティコ･マドリードなどビッグクラブからのオファーが報じられてきたが､イングランドの名門､マンチェスター･ユナイテッド(以下､マンU)も"香川争奪戦"に参加するという｡

英紙『ニューズ･オブ･ザ･ワールド』は9日､
｢ドルトムントの期待の新星をスコールズの後継者としてターゲットにしている｣(スポニチアネックスより)
と報道｡
マンU側は獲得資金として1800万ユーロ(約19億4000万円)を用意しているという｡

元イングランド代表のMFスコールズは､1994年からマンUに所属しているチームの象徴的存在｡
中盤からの鋭い飛び出しを武器に､これまでリーグ戦444試合に出場し､101得点を挙げている｡

しかし､スコールズはすでに36歳｡
引退が近づくベテランの後釜として､ブンデスリーガで17試合8得点と抜群の決定力をみせている香川に白羽の矢を立てたようだ｡

セレッソ大阪時代から香川を調査してきたというマンU｡
現在行われているアジア杯でも香川の動きに注目していることだろう｡

まさかの引き分けに終わった初戦のヨルダン戦では､本来のトップ下ではなく左MFで先発した香川｡
しかし､前半はトップ下で先発した本田圭佑との連携がかみ合わず攻撃の起点になることはできなかった｡

それでも後半から本田が右MFに入り､トップ下へ移ると本領を発揮｡
得点こそならなかったが多くのチャンスを作り､ザッケローニ監督も､
｢後半になり､攻撃は活性化した｣(スポーツ報知より)
と"トップ下･香川"に手応えを感じたようであった｡

そんな中､10日の練習で本田は､
｢もっと自分のやりやすいように､特徴を出せるようにやればいい｡真司がそれをやるほど周りも生きる｣(同)
と香川にアドバイス｡
13日のシリア戦では､本田が香川にトップ下を譲る形となりそうだ｡

ヨルダン戦後､
｢個人的にはトップ下の方がやりやすかった｣(同)
と話した香川｡
本来のポジションで日本を引っ張る活躍をみせることができれば､マンUへの最高のアピールとなるだろう｡

(2011年1月11日)

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