香川真司のマンU移籍は日韓戦の活躍次第!? 朴智星との直接対決が最終テストか!?

サッカー･アジア杯､日本代表は25日､決勝進出を懸け宿敵･韓国と激突｡
前日練習では韓国の特徴を踏まえた守備から攻撃への切り替えと､セットプレーの位置取りなどを入念に確認した｡

カタール戦で2得点と大一番を前に調子を上げているMF香川真司は､
｢韓国は攻守において､すごいレベルの高いチームだと思う(中略)絶対に勝ちたい｣(スポーツ報知より)
とコメント｡
練習では積極的にゴールへ向かう姿勢を見せるなど､2戦連続ゴールへの意欲は高い｡

そんな香川の気持ちを高ぶらせているのは､"アジアNO.1選手"と呼ばれる韓国代表MF朴智星(パクチソン)の存在｡
香川は韓国の準決勝進出が決まった直後から､
｢朴智星はマンチェスターUでやってる､アジアで最も実績を残している選手｡戦うのは楽しみ｣(同)
と対戦を心待ちにしてきた｡

今回が初顔合わせとなる二人｡
アジアを代表する選手同士の直接対決はパクチソンが所属するイングランド1部の強豪､マンチェスター･ユナイテッド(以下､マンU)も注目している｡

米･スポーツ専門チャンネル『ESPN』はこの日､マンUが香川の獲得に向け2000万ポンド(約26億円)を確保したと報道｡
正式オファーには至ってないが､水面下では香川が所属するドルトムント側と交渉を続けてきたという｡

マンUはアジア杯にも関係者を送り､香川のプレーをチェック｡
オーナーの米国人富豪･グレイザー氏も香川とパクチソンとの直接対決を楽しみにしているようで､日韓戦は正式オファーへの最終テストとなりそうだ｡

パクチソンは今大会を最後に代表チーム引退が濃厚｡
香川にとって韓国戦は､"アジアNO.1"の称号を懸けた最初で最後の勝負となりそうだ｡

(2011年1月25日)

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