箱根駅伝､東洋大と早大の2強対決は山登りの5区に注目!!

来年1月2日にスタートする第87回箱根駅伝｡
今大会は東洋大と早大の2強対決が大きな注目を集めいている｡

史上6校目の3連覇を目指す東洋大は､"山の神"こと柏原竜二(3年)がチームの中心｡
過去2大会は連続で5区の区間新記録を樹立し､連覇に貢献｡
今季は春先の故障の影響で満足な走りができていないが､
｢ここにきて本当に体調が良くなった｡ワクワクしているというか､高ぶっている｡早く箱根を走りたい｣(ニッカンスポーツより)
と意気込んでいる｡
圧倒的な選手層を誇る東洋大は､双子の1年生･設楽啓太､悠太にも注目が集まりそうだ｡

一方の早大は今年の箱根こそ7位に沈んだが､出雲駅伝､全日本駅伝と連勝｡
史上3校目となるシーズン3冠を目指す｡
5区で柏原との対戦が濃厚な佐々木寛文(2年)は､
｢やるからには負けたくない｡優勝を目指していたら(柏原との対決を)意識しないわけにはいかない｣(同)
と力強い｡
それもそのはず､佐々木は佐久長聖高2年の時､クロスカントリーの国際大会で柏原と3戦して全勝しているのだ｡
前回大会も5区での対戦が有力視されていたが､直前にインフルエンザに感染しメンバー落ち｡
2年越しの対決にそのときの悔しさをぶつける｡

3連覇のかかる東洋大か､3冠を目指す早大か｡
山登りの5区が勝負のカギを握りそうだ｡

(2010年12月29日)

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