成績不振でパンチパーマ決定!! 阪神･安藤優也が金本知憲の餌食に!!

毎年､先発投手の柱として期待されながら思うような結果が残せていない阪神･安藤優也投手｡
今季は開幕投手を務めながら､ケガや不調で二軍に2度降格｡
2勝3敗､防御率7.27という成績に終わった｡

シーズン前には8キロの減量に成功するなど､今シーズンにかける思いは並々ならぬものがあった安藤｡
その裏にはチームの勝利だけでなく､"金本賞"の存在があったようだ｡

金本賞とは阪神･金本知憲外野手が投手陣の奮起を促すために2007年から始めた制度｡
各先発投手に勝利数のノルマを決め､達成すれば金本が100万円以上する高級腕時計をプレゼントするという太っ腹企画だ｡

安藤の今季のノルマは二桁勝利｡
昨季､8勝を挙げていたことから決して不可能な数字ではなかったが､結果は前述の通り散々なものだった｡

この日､練習を終え暗い表情でクラブハウスに現れた安藤｡
それもそのはず､10勝未満なら罰ゲームとしてパンチパーマをかける約束を金本としていたのだ｡
安藤は､
｢パンチパーマ?話はしていますけど･･･｣(スポーツ報知より)
と力なくコメント｡
一方の金本は､
｢話はしたよ｡やるって言っとったよ｣(デイリースポーツより)
と嬉々とした表情で罰ゲームの執行を宣言した｡

実は安藤､昨季もノルマを達成することが出来ず丸刈りの罰を受けており､パンチパーマという罰は､
｢もう丸刈りでは許してもらえない｣(同)
と自ら言い出したもの｡
今さら後には引けない事情があるのだ｡

厳しいノルマを課されるのは安藤に対する期待の表れ｡
来季は新ヘアースタイルで飛躍の年にするしかない｡

(2010年11月22日)

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