西武･中島裕之がメジャー移籍へ加速!? 球団がポスティング移籍を容認!!

西武･中島裕之内野手が､今オフにもポスティング･システム(入札制度)でメジャー移籍する可能性が浮上した｡

中島は今季､選手会長としてチームを牽引｡
左手首の故障などもあり､全試合出場とはならなかったが､打率.314､20本塁打､93打点の好成績を残した｡

昨年､ワールド･ベースボール･クラシック(WBC)に出場し､メジャーへの思いを強くした中島は､契約更新の際にポスティングでのメジャー移籍を球団に直訴していた｡

クライマックスシリーズ(CS)第1ステージでロッテに連敗し､今季全日程を終えた西武｡
この日､小林球団社長は中島のメジャー移籍について､
｢ポスティングにかかる選手は優秀だし､球団としては出したくはない｣(スポニチアネックスより)
とした上で､
｢それが強い意志や夢だったら最大限配慮したい｣(同)
とコメント｡
事実上､ポスティングでの移籍を容認する考えを示した｡

さらに､来季続投が決定した渡辺監督も､
｢球団がOKすればしようがない｡引き留めることはないと思う｣(サンケイスポーツより)
と中島の意思を尊重する考えだ｡

中島本人はCS敗退決定直後ということもあり､
｢何も考えていない｣(同)
と話すに留まったが､球団側の姿勢に話が一気に進展する可能性も出てきた｡

CS第2戦で最後の打者となった中島｡
あれが日本での最後の打席となってしまうのだろうか｡

(2010年10月12日)

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