松井秀喜､ついに引退を覚悟!? 来季白紙の現実に悲壮な胸の内!!

米大リーグ･エンゼルスに所属する松井秀喜が苦しい胸の内を語った｡

4日に今季最終戦を終えた松井｡
新天地での1年は自身にとっても､チームにとっても納得のいくものではなかっただろう｡

1年契約の松井に､チームからの残留交渉はいまだなく､このままチームを去るのが既定路線と見られている｡

シーズン後半は出場機会が減り､｢代打の代打｣という屈辱も味わった松井は､
｢けがをしてからは絶対的な信頼を得られる選手ではなくなった｣(共同通信より)
と告白｡

また､
｢実績のある選手が"晩年"にそうなるのを見てきた｡(現巨人監督の)原さんだってそう｡ふてくされるか､黙って出番を待つか｡そこで､その選手の本当の姿が出る｣(同)
と自身が選手として"晩年"を迎えていることに言及した｡

去就未定でオフを迎えるのは2年連続だが､置かれた状況は1年前より厳しい｡
36歳という年齢に松井は､
｢引退はもちろん考えたりする｡現実的に考えたことはまだないけど､いつ来てもおかしくないから｣(時事通信より)
と悲壮な覚悟を口にした｡

それでも､唯一の救いは手術した左ヒザの状態を通年維持できたこと｡

｢頭と動きがかけ離れたら無理でしょうが､まだまだやれるとは思っている｡体が衰えても成績が下がるとは思っていない｡昔はメジャーで10年とか40歳までとか思ってきたが､近づいてきてからは１年区切りでやってきた｡自分の居場所は自分でつかむしかない｣(共同通信より)

来季プロ19年目を迎える松井｡
引退を覚悟し､またゼロからの挑戦に挑む｡

(2010年10月6日)

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