巨人､リーグ4連覇へ17連投も!? 先発の勝ち星度外視のスクランブル指令!!

投手陣の不調が続く巨人が､ついに先発陣に見切りをつけた｡

リーグ4連覇へ､負けられない戦いが続く3位･巨人は､14日からのヤクルト3連戦でリリーフ陣にスクランブル指令｡
先発投手に勝ち星が付かなくても､リリーフ陣を早い回から投入し､一戦必勝の態勢で逆転でのリーグ制覇を狙う｡

この日､川崎市内のジャイアンツ球場で先発陣練習を見守った斎藤投手コーチは､
｢(先発に白星がつく)理想と現実は違う｡負けていい試合はない｡山口､越智､クルーンがいるからね｡厳しいけど､頑張ってもらうしかない｣(スポニチアネックスより)
と厳しい口調で語った｡

巨人は今季､防御率4.45の先発陣に対し､救援陣は3.40と安定｡
先発が早い回で崩れても､リリーフ陣が踏ん張り勝ち星を伸ばしてきた｡

その代償として､今季リーグ最多の69試合に登板している久保を筆頭に､山口､越智の疲労はピーク｡

それでも､伊原ヘッドコーチは､
｢もう勝っていくしかない｡17連投?中継ぎはそのつもりでいてほしい｣(同)
とリリーフ陣に奮起を促した｡

ヤクルトには1分を挟んで5連敗中だが､もうそんなことは言ってられない｡
巨人が王者のプライドを捨て､がむしゃらに勝ちを奪いにいく｡

(2010年9月14日)

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