巨人･阿部がサヨナラで日本一に王手

プロ野球の日本シリーズ第5戦が5日、東京ドームで行なわれ、巨人が阿部の劇的なサヨナラ本塁打で3-2と日本ハムを破った。

巨人は、対戦成績を3勝2敗とし、7年ぶりの日本一に王手をかけた。

巨人が苦しみながらも勝利をもぎ取った。二回の守備だ。

先頭のスレッジが放った一、二塁間の何でもないゴロを守備の名手･古城が捕球し損ないエラー。

続いて､内野のリーダー･小笠原が藤井の三ゴロを弾いて先制点を許してしまった。

シーズン中は、リーグ1位のチーム打率.275を誇ったG打線も7回4安打無得点と沈黙。

だが、八回に代打･大道の同点適時打で試合を振り出しに戻すと、再び日本ハム･高橋のソロで勝ち越しを許した｡

しかし、九回裏に先頭打者の亀井がライトスタンドへ起死回生の同点のソロ本塁打。

最後は阿部がオレンジ色の巨人ファンで埋まるライトスタンドへ劇的なサヨナラ本塁打を放ち熱戦に終止符を打った。

巨人が王手をかけたが、日本一になるのは、果たしてどちらのチームなのか？

熱戦を期待しよう｡

(2009年11月6日)

その他のBASEBALLニュース