相川&田中クライマックス復帰へ

中日とのクライマックスシリーズ第1ステージ突破を狙うヤクルトに、心強い2枚のカードが戻ってきそうだ。

故障で戦列離脱中の相川亮二捕手と田中浩康内野手が14日、神宮室内で行われた全体練習に合流し、復帰をアピールした。

相川は9月28日の阪神戦で左脇腹肉離れを起こし、全治4週間と診断された。

だが、この日は約20メートルの距離で力強いキャッチボールを披露。

打撃練習ではまだバットを振り切れないものの、右打ち中心に鋭い打球を飛ばした。

左ふくらはぎ痛で3日に抹消の田中は軽快に守備、打撃をこなした。

「チームに貢献できない状態なら復帰しない。あと2、3日あるので、その間にどれだけのことができるようになるか」

と相川。

田中は

「出るなら100%でやる。実戦勘も不安ない」

と言い切った。

高田監督は

「田中は大丈夫。相川は打てなくても守れるならベンチに入れる」

と明言。

7月までの快進撃を支えた2本の柱が第1ステージ突破へのターボエンジンとなるか。

(2009年10月16日)

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