ダルビッシュ“秘密兵器”ついに完成か!? 非公開55球の全貌

日本代表のエースとして第2回ワールド・ベースボール・クラシックでの活躍が期待される日本ハム・ダルビッシュ有投手(22)が22日、ファイターズタウンのある千葉県鎌ケ谷市にて自主トレを行った。
この日の練習内容は、今年初めてとなる捕手を座らせての投げ込み。

ストレートを中心に、現在開発中というWBCでの秘密兵器“高速フォーク”を織り交ぜるなどして、
ブルペンで合計55球を投じたという。

気になる秘密兵器“超速フォーク”の全容だが、ブルペンでの55球全てが非公開であった為に新しい情報は得られなかったが、練習後のダルビッシュ本人のコメントから順調な仕上がりであることがうかがい知れた。

「今の時点ではいいんじゃないですか。去年より仕上がりが早いのは間違いないです。」
と自信に満ち溢れた表情を見せたダルビッシュ。

この日の女房役を担当した尾崎は、
「140キロくらい出ていた。シーズン中くらい集中して1球1球何か言ってましたね」
と、エースの投球に圧巻された様子だった。

それにしても今オフのダルビッシュはいつになく“集中”状態が続いている。

報道陣の締め出しは今回のブルペンに限ったことではない。

ハワイと宮崎、それぞれの自主トレも公開せず取材もすべて断ってきた。
WBCでの登板を見据え、他国に情報を与えないという目的が最も大きいとは思うが、
あくまで「集中したい」という本人からの申し出によるもの。

それだけ今回のWBCにかける想いが強いのかもしれない。
日本のエースと期待されたながらも3試合で0勝1敗と全くいい成績の残せなかった北京五輪。

果たして侍JAPANのエースは今度こそ世界へのリベンジを果たすことができるのだろうか。

(2009年1月23日)

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