ソフトバンク川崎、イチローに宣戦布告!?

8日、鹿児島県姶良（あいら）町でソフトバンク川崎宗則選手が自主トレを開始した。

この鹿児島県姶良町とは川崎の出身地であり、年明けのオフ期間は毎年ここにきてシーズンへの準備を進めている。
地元でのトレーニングに関して川崎は、
「野球教室で地元の子どもと遊べる。生まれ育った原点なので変わらずやろうと思う」
と笑顔で記者の問いかけに答えたという。

しかし、その言葉にはどこかやる気がみなぎっていた。
その理由は第2回ワールド・ベースボール・クラシックだ。

今回の出場も確実視されている川崎ではあるが、彼の頭には強力なライバルのことしか残っていなかった。
そう、ライバルとはマリナーズ・イチロー選手だ。

日本代表を引っ張っていく選手として連日メディア等で名前が挙がるイチローだが、
川崎はそんなイチローにも負けないとやる気満々だ。

「イチローさんのためのWBCじゃない。日本のプロ野球の選手として負けたくない」と自主トレ初日にして早くも宣戦布告だ。
北京五輪の借りを返すべく、全国の各地でサムライジャパンが眠りから解き放たれた。

(2009年1月9日)

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