巨人･小笠原が8日に1000得点達成か?

巨人･小笠原道大内野手が8日からの横浜3連戦（横浜）で、「ハマキラー」としてフル回転するか?

不動の3番打者は今季の横浜戦19試合で、打率4割2分6厘と打ちまくり、16勝4敗のカード勝ち越しに大きく貢献。

今回も大暴れし、一気に優勝マジックを減らす。

最下位チーム相手でも、慢心などない。

7日、休養に努めた小笠原は静かに闘志を燃やした。

「数字は関係ない。たまたまだよ。それよりも目の前の1試合1試合にしっかりと集中したい」

横浜戦は打率だけでなく9本塁打、28打点と驚異的な成績。だが数字のことは頭から消し、目の前の戦いに全力を尽くす。

前日（6日）のヤクルト戦（東京D）で、自打球を右足甲付近に当てたが、「大丈夫」と強調。

今季は左足内転筋痛などの故障にも負けず、戦い抜いてきただけに「明日、勝つためにやるだけ」と痛みを押して出場を続ける。

現在、通算999得点で、1000得点の大台に王手をかけている。

「みんなにつないでもらった結果。１人でできることじゃない」

と本人は無欲だが、得意の横浜戦だけに、今カード中に達成する可能性は高い。

ガッツが猛打の起爆剤となり、歓喜のゴールへ向け、加速する。

(2009年9月8日)

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