日本文理、新潟県勢初のベスト4

第91回全国高校野球選手権大会準々決勝第2試合は、打撃好調な日本文理（新潟）が立正大淞南（島根）に大勝。

春夏を通じて新潟県勢初の準決勝進出を決めた。

日本文理は二回１死満塁から中村の左前打で先制。立正大淞南は四回、成田の中前適時打で同点に追いつくと、堂元が押し出しの四球を選び逆転したが、日本文理はその裏、高橋隼の左前適時打で追いついた。

立正大淞南は六回、崎田の左越えソロ本塁打で3-2と勝ち越し。しかし、粘る日本文理はその裏、切手の左中間適時三塁打で同点に追いつくと、崎田の2度のワイルドピッチで2点を勝ち越し5-3に。

さらに、七回にも中村の左越え適時二塁打で1点、八回にも高橋義の右越え2点本塁打などで5点を挙げ、11-3でそのまま逃げ切った。

立正大淞南は部員が新型インフルエンザにかかるアクシデントに見舞われるなか、初の甲子園でベスト8まで快進撃を続けたが、日本文理には及ばなかった。

(2009年8月22日)

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