巨人、背番号｢9｣同点&サヨナラ弾で勝利

4日、旭川で行われた巨人-広島戦、

4カード連続で初戦黒星を喫していた巨人は2点をリードされて迎えた九回1死2塁、亀井が広島抑えの永川から値千金の同点本塁打を放つと、延長十一回、再び亀井がサヨナラとなる15号2本塁打を放ち試合を決めた。

広島は先発のルイスが好投し、七回には赤松、天谷の連続本塁打で2点を勝ちこしたが、抑えの永川が誤算だった。

巨人は2点をリードされて迎えた九回1死、これまで3打席連続三振の4番ラミレスが、バットを折りながらレフト前にボールを運び必死にチャンスメイクをすると、5番亀井がこれに応えた。

カウント1-1からの3球目、永川のストレートを振り抜くと、チームを救う打球は綺麗な放物線を描いてレフトスタンドへ吸い込まれていった。

流れを完全に引き寄せた巨人は、延長十一回1死2塁から、再び亀井が、2打席連続となるサヨナラ2点本塁打を放ち歓喜の輪を作った。

チームは7月17日の阪神10回戦（東京ドーム）から3連戦の初戦を4カード連続で落としていたが、7月1日の広島戦から5番に固定され、8月1日の阪神戦（甲子園）ではプロ初のランニング本塁打を放つなど、ここ7戦で4本塁打。

5年目にしてブレークした背番号「9」が夏場を引っ張る。

(2009年8月5日)

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