オリックス、来季監督に落合博満氏浮上! CS自力進出消滅で岡田監督退任か
25日の西武戦に破れ、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅したオリックス。
これにより、3年契約最終年の岡田監督は来季続投が厳しい状況となった。

この試合の前日、オリックス・宮内オーナーは、
「少なくともクライマックスには出られるように頑張ってほしい」(スポニチアネックスより)
と村山球団本部長を通じて指揮官に"厳命"。
しかし31日現在、残り30試合で3位ロッテとのゲーム差は6と、数字上ではCS進出はほぼ絶望的な状況。
岡田監督自身は、
「就任3年目でようやく戦う形が見えてきた。若い選手も多いし、まだまだ伸びしろの多いチーム。来年は楽しみ」(東京スポーツより)
と来季を見越したような発言もしているが、フロントは早くも新監督候補のリストアップを始めているという。

現在のところ、有力候補として名前が挙がっているのが新井宏昌二軍監督や日本ハム前監督の梨田昌孝氏。
どちらも近鉄OBであり、指導者としての実績から言っても妥当な人選だが、宮内オーナーが就任を熱望しているのは球団と関係のない中日前監督の落合博満氏だという。

関係者によると、落合氏が浮上した背景には、2014年にオリックス本社が創業50年というメモリアルイヤーを迎えることが大きく関係しているという。

「節目の年には何としても優勝してほしいという思いが宮内オーナーにはある。条件は"勝てる"監督。これがすべてになる。球界を見渡して最もチームを優勝に導く可能性が高いのは落合だろう」(同)

落合氏は昨季まで8年間中日を率い、日本一1回、リーグ優勝4回、8年連続Aクラスという実績を残した。
確かにこれ以上"勝てる"監督はいないが、その分、年俸は3億円以上と高額だ。

それでも、本社関係者は年俸がネックになることはないとし、
「勝つためならどんどんおカネを使っても構わないというのが本社の方針。優勝できれば投資した額は十分に取り戻せる」(同)
と断言。
つづけて、
「ウチとは縁がない人だが、職人気質がある。こちらからの要望は"優勝してください"ということだけ。きちんとした条件を出せば引き受けてくれるはず」(同)
と自信を見せている。

退任会見の際、
「再び監督をやるつもりはあるか?」
との質問に、
「やらせたいという人が出てくれば話は聞く」
と答えた落合氏。
"オレ竜"ならぬ、"オレ牛"誕生となるだろうか。
(2012年9月2日)
その他のBASEBALLニュース
林昌勇がヤクルト退団! 日本で移籍先探すも右肘痛がネックか…
中日、ポスト高木は井上打撃コーチ! 立浪氏の名前が挙がらないワケは…
2012ワーストナイン発表! 各ポジションの給料泥棒は誰だ!
オリックス、谷繁獲得に虎視眈々! 中日の危機感のなさが命取りになる!?
侍ジャパン29選手発表! メジャー組ゼロで若手の台頭に期待
ジャンル別一覧
SOCCER / FIGHTING / MOTOR / FIGURE / OTHERS / ALL
最新スポーツニュース一覧
サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau