ソフトバンク､成績低迷でも関係者はウハウハ! ｢鷹の祭典｣で大儲け!

昨季､圧倒的な強さで日本一に輝いたソフトバンクだが､今季は主力の大量流出もあり大苦戦｡
17日現在､47勝47敗9分けの4位で､クライマックスシリーズ(CS)進出すら危うい状況だ｡

しかし､球団関係者はこの順位でも笑いが止まらない状況だという｡
というのも､ソフトバンクのホームゲームの観客動員数は1試合平均33,600人｡
これは巨人､阪神という人気球団に次ぐ3位で､パ･リーグでは断トツ1位の数字だ｡

成績が低迷する中､ソフトバンクではファンを球場に集めるため様々な企画を実施している｡
中でも好評だったのが､7月中に5日間開催した｢鷹の祭典｣なる企画だ｡

期間中､選手達は緑色の限定ユニフォームを着用｡
これと同じものが来場者全員に無料に配られ､期間中は連日満員御礼｡
さらに球団関係者曰く､この熱狂は球場だけでは収まらなかったという｡

｢地元福岡で反響が凄い｡例えば球場に来ないともらえない限定ユニホームはデパートやスーパーなどで大人気｡『5000円以上お買い上げの方には､抽選であの鷹の祭典ユニホームが当たる』などと広告を出せば､飛ぶように商品が売れる｡
球団サイドも営業をしていますが､商店側から『ユニホーム何着､○○万円でお願いします』という申し出が後を絶たなかった｣(日刊ゲンダイより)

ソフトバンクの"ボロ儲け"エピソードはこれだけではない｡
孫正義オーナーが観戦に訪れた7月2日の東京ドームでの主催試合では､企業が競って広告を出したがったという｡

｢本社と取引している企業の多くが､『孫さんが来るならぜひ』とスポンサー広告を競って出してくれたんです｡広告スペースが足りなくなって､バックネット裏の客席をいくつか潰して広告用のモニターも置きました｣(同)

ファンもスポンサーとなる企業からも熱烈に支持されているソフトバンク｡
ちなみに前出の球団関係者曰く､肝心の儲けは､
｢純利益だけで2億円は下らない｣(同)
とのこと｡
球団は現在の順位を気にするよりも､来年の｢鷹の祭典｣に向けた準備で頭がいっぱいといったところか｡

(2012年8月18日)

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