ヤクルトの自力優勝が消滅! チャンス生かせず小川監督｢ベンチのミス｣

【ヤクルト 2-4 中日神宮】

セ･リーグ4位のヤクルトは5日､同2位の中日と本拠地で対戦｡
再三のチャンスを生かせず2-4で敗れ､自力優勝の可能性が消滅した｡

ヤクルトは初回､畠山に10号2ランが飛び出したものの､2回以降は先頭打者が4度出塁しながら無得点｡
1週間前の対戦で7回無得点に抑えられた中日先発･山内の前にあと1本が出なかった｡

ヤクルト先発･館山は初回に1点を許したものの､その後は粘りの投球で8回3失点｡
しかし､打線が逆転した後の3回､5回にそれぞれ失点するなど､チームにリズムを与えることができなかった｡

小川監督は､チャンスを作りながらも得点できなかった打線について､
｢ベンチのミス｡(3回の)1死三塁でも得点できなかった｡(先頭打者が)4回も塁に出て一つもつながらなかった｣(スポニチアネックスより)
とガックリ｡
1週間前の対戦に続き山内との投げ合いになった館山は､
｢同じ相手に2度やられるのは悔しい｣(サンケイスポーツより)
と言葉少なに球場を後にした｡

中日に連敗したヤクルトは､90試合目にして自力優勝の可能性が消滅｡
後半戦ここまで4カードを終えて勝ち越しはなく､3位広島とのゲーム差は2.5に広がった｡

7日からは､ここまで5勝7敗1分けと相性の悪い最下位DeNAとの3連戦｡
2年連続クライマックスシリーズ進出に向け､ここでズルズルと後退するわけにはいかない｡

(2012年8月6日)

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