中畑監督、原監督に暴力団員を仲介!? 金銭授受前に相談を受けていた!
巨人・原辰徳監督が女性問題をめぐって男2人に1億円を支払った問題で、28日発売の『週刊文春』はDeNA・中畑清監督が1億円を要求した元暴力団員の仲介役だったと報じている。これを受けて中畑監督は、遠征先の沖縄・那覇市内で会見。
2人のうち1人から事前に相談を受けていたことは認めたが、金銭授受への関与は否定し、男が反社会的勢力だという認識もなかったとした。
『週刊文春』の記事によると、中畑監督は駒沢大学在学中、元暴力団員K氏の息子と親交を深め、K氏が原監督から金銭を要求する前には相談を受けていたとのこと。
そして、恐喝された原監督に対しては、
「Kさんという人が助けてくれるから、その人の言う通りにしたらどうか」(週刊文春より)
などと伝えていたという。
中畑監督は会見の中で、
「K氏というのは駒沢大学の後輩のお父さん」(中日スポーツより)
と知り合いであることを認めつつ、
「(駒大野球部)OB会の会長を歴任しましたから、選手、OBの父兄だったら誰でも対応するのが僕の役割」(同)
と説明。
また、K氏から事前に相談があったことも認め、
「原監督の話で相談があるというふうに話が来たので、何なのと言ったら、女性関係の話だということで。
え〜っと、びっくりしながらも話だけでも聞かなきゃということで、自分の中でまずいなという判断はあったけど会った」(同)
と明かした。
一方で金銭授受への関与は否定し、
「(話を聞き)これは俺、関与してもまずいなと感じたので、『もう双方で話し合ってください』とK氏に話をして、私はそこで終わりました。それっきり(この件で)会っていない」(同)
と強調。
会見の最期には、
「今は何を言っても、正しい内容を伝えてもらえるという自信がない。これ以上のコメントをさせないで」(スポニチアネックスより)
と力なく語った。
なお、球団側はすでに中畑監督から聞き取り調査を行い、
「球団として事実確認をして全く問題ない」(同)
と判断。
処分などは考えておらず、池田純球団社長は、
「もう巻き込まないでほしい」(同)
と騒動の早期鎮静化を訴えた。
ただ『週刊文春』では、他にも数名のプロ野球関係者が騒動に関与していると報じている。
発端となった原監督による説明が不十分な中、今後、中畑監督以外にも騒動が飛び火する可能性もありそうだ。
(2012年6月28日)
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