不調のバレンティンが小川監督と緊急会談! 交流戦で復調なるか!?

プロ野球は16日から日本生命セ･パ交流戦が開幕｡
過去1度も優勝のないセ･リーグがどのような戦いを見せるのか注目が集まる｡

そんな中､セ･リーグ2位のヤクルトは神宮球場隣接の室内練習場で約2時間の全体練習｡
小川監督は交流戦優勝のキーマンとなる主砲･バレンティン外野手と緊急会談を行った｡

開幕から絶好調だったバレンティンは3､4月の月間MVPに輝き､ここまで12本塁打､25打点でリーグ2冠王｡
しかし､先週の5試合は19打数2安打(打率.105)で9三振｡
その間､チームも1勝3敗1分けと下降気味だ｡

バレンティンは昨季､5月に月間MVPを獲得しながら､その後急失速｡
伊勢総合コーチは､
｢アイツに賞をやっちゃいかん｡あれからスイングが大きくなってるのは､長打狙ってるんやろな｣(中日スポーツより)
と呆れ気味で､小川監督も現在の状態を､
｢打撃内容が去年の悪いときに似ている｣(サンケイスポーツより)
と分析｡
主砲の活躍はチームの成績に直結するだけに､大切な交流戦を前に早々と手を打った形だ｡

バレンティンは会談の内容こそ明かさなかったが､
｢期待や信頼があって任されている｡重みのある4番だと思う｣(スポニチアネックスより)
と気合いを入れ直した様子｡
また14日には、米フロリダ州マイアミから夫人のカルラさんと､昨年10月に誕生した長女のミアちゃんが来日｡
心待ちにしていた妻子との再会で､モチベーションも上がっていることだろう｡

今季は投手陣が安定した活躍を見せているヤクルト｡
主砲が本来の調子を取り戻せば､セ･リーグ初の交流戦王者になる可能性は十分にある｡

(2012年5月16日)

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