巨人・宮国、本拠地初登板で初完封! 高卒2年目の完封は25年ぶり!
【巨人 5-0 広島 東京ドーム】
プロ2年目の巨人・宮国椋丞投手が1日、広島戦で本拠地初先発。
9回を3安打に抑える好投で、1軍登板4試合目にしてプロ初完封を達成した。

前回のヤクルト戦(4月22日)では、プロ最短の4回5安打2失点で降板した宮国。
しかしこの日は、
「軸足に体重を乗せることを意識した」(スポーツ報知より)
と振り返ったように、投球フォームが安定。
初めて試合で投げたツーシーム、カウント球として有効に働いたカーブなど、変化球を主体にテンポの良い投球で凡打の山を築いた。

また、3回2死一、三塁の場面では中前打を放ち、プロ初安打初打点をマーク。
「手が痛かった。詰まりました」(同)
と照れ笑いを浮かべたが、自らのバッドで勝利を大きく引き寄せた。

巨人で高卒2年目以内での完封勝利は、1966年の堀内恒夫(1年目)、1983年の年槙原寛己、1987年の桑田真澄に次ぎ25年ぶり4人目の快挙。
初めてお立ち台に上がった宮国は、
「こんなに観衆が多くいるとは思いませんでした。(9回は)長かったです。でも楽しめました」(同)
と初々しくコメント。
マウンド上より緊張すると、マイクでも拾えるかどうかの声量でインタビューに答えていたが、最後は、
「もっともっと、こういう雰囲気で、この先も投げていきたいなと感じました」(同)
と堂々と言ってのけた。

キャンプから期待を寄せてきた新星の活躍に、原監督は、
「先輩投手、私自身も含めて勉強になる素晴らしい選手。うれしいですね」(ニッカンスポーツより)
と納得の表情。
敵将の野村監督も、
「ヒット3本でゼロに抑えられたことには、敬意を払いたい」(同)
と最大限の賛辞を贈った。

9連戦の4戦目で、中継ぎ陣を休ませる完封勝利は大きな意味を持つ。
開幕ダッシュに失敗した巨人だが、5月の逆襲を予感させる勝利となった。
(2012年5月2日)
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