デストラーデやズレータ… 球界を賑わせた助っ人外国人たちは今どこに!?
毎年、大きな期待をかけられ海を渡ってくる助っ人外国人たち。
その期待応えてファンから支持される選手もいれば、まったく期待外れに終わり、ブーイングを受けながら早々と帰国する選手もいる。

そこで気になるのが、かつて日本球界を賑わせた助っ人たちの現在の姿。
『女性自身』では、デストラーデ(西武、1989〜1992)、D・J(オリックス、1995〜1997)、ズレータ(ホークス、2003〜2006/ロッテ、2007〜2008)の3選手に直撃取材を行っている。

まずは、1989年のシーズン途中、パイレーツから西武に入団したデストラーデ。
1年目から32本塁打を放つ活躍を見せると、翌年は42本塁打、106打点で2冠王を獲得。
同年の日本シリーズでは巨人相手に4連勝する原動力となり、シリーズMVPに輝いた。
1993年にマーリンズへ移籍したが、1995年に西武に復帰。
同年6月、不調のためシーズン途中で退団となり、そのままユニフォームを脱いだ。
引退後はフロリダで実業家となり、昨年までは米スポーツ専門チャンネル「ESPN」で解説を担当。
今季からFOXスポーツに移籍し、レイズ戦の解説を担当しているという。

1995年にオリックスへ入団したD・Jは、プロ野球タイ記録となる4打席連続本塁打を放つなど1年目から活躍。
翌年、リーグ優勝を決めた試合での代打同点本塁打はいまでもファンの語り草となっている。
1997年のオリックス退団後は、マイナーリーグ、独立リーグ、メキシカンリーグなどでプレーし、2005年に現役を引退。
現在はフロリダ州で野球の個人レッスン業をしており、
「オリックスで中西(太コーチ)さんや新井(宏昌コーチ)さんに教えてもらったことがとても生きている」(同)
と話しているという。

最後は、"パナマの怪人"の愛称で親しまれたズレータ。
2003年にホークスへ入団すると、桁違いのパワーで特大本塁打を量産。
一方、日本人投手の配球をメモに取るなど研究熱心な一面もあり、2005年には打率.319、43本塁打、99打点の好成績でベストナインに輝いた。
その後ロッテに移籍し、2008年に日本で現役を引退。
現在はフロリダ州でバッティングセンター兼練習場を経営しており、
「僕も将来はコーチになりたいから、この練習場はそのための第1歩でもあるんだ」(同)
とのこと。
日本については、
「日本のファン、特に福岡のファンはナンバーワンだよ!今もメールをもらうんだ」(同)
と嬉しそうに語ってくれたという。

今季も多くの助っ人外国人が日本球界入りした。
まだ本来の力を発揮できていない選手も多いが、退団後もファンに愛され続ける選手となっていってほしいものだ。
(2012年4月29日)
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