日本球界復帰の井川がイメチェン! 人見知りのはずが「若手に何でも教えてあげたい」
ヤンキースとの5年契約が切れ、6年ぶりに日本球界に復帰したオリックス・井川慶投手。
メジャーでは5年間でわずか2勝と不本意な成績に終ったが、オリックスの入団会見では、
「恩師(の岡田監督)の下でやることがベストだと。一員になった以上、優勝を目指したい」(スポニチアネックスより)
とスッキリした表情でコメント。
慣れ親しんだ日本球界で、再び輝きを取り戻すことを誓った。

メジャーを経験したことで投球にどのような変化があったのか気になるところだが、キャンプへの参加も叶わなかった井川は、現在ベスト体重から約3キロオーバーの98キロ。
調整不足は明らかで、まずは2軍での体作りからスタートすることになる。
しかしその一方で、投球以外での変化が周囲を驚かせているという。

渡米前の井川は極度の人見知りと掴みどころのない性格で数々の"伝説"を残している。
例えば、
「初めての球宴では独りぼっちで壁当てしていた」
「遠征先ではコンビニでおにぎりを買い、部屋に籠ってTVゲーム」
「寮の部屋ではラジコンばかり。寮長に"たまには外に出ろ"といわれて、ラジコン飛行機を始めた」(以上、日刊ゲンダイより)
というように、とにかくチームメートと接することが極端に少なかったのだ。

しかし、井川の調整を引き受ける新井宏昌2軍監督は、
「今まで聞いていたのとはまったくイメージが違う」(同)
とコメント。
一体、井川にどのような変化があったのか。在阪スポーツ紙記者はこう明かしている。

「とにかく饒舌で笑顔を絶やさない。木佐貫(洋)や小松(聖)らと談笑していたかと思えば、コーチたちにも積極的に話しかけ、集まった記者の質問にも丁寧に応じていた。
"若い選手には(メジャーのことを)何でも話して教えてあげたい"なんて、あまりチームメートと絡まなかった阪神時代には絶対にいわなかったのに…」(同)

日本では最多勝や沢村賞、MVPに輝いた井川だが、アメリカでの5年間はほとんどがマイナー暮らし。
日本時代には考えられないタフな環境が、井川の性格を大きく変えたのだろうか。

明るく社交的になった性格が、投球にもいい変化を与えていることに期待したい。
(2012年4月15日)
その他のBASEBALLニュース
林昌勇がヤクルト退団! 日本で移籍先探すも右肘痛がネックか…
中日、ポスト高木は井上打撃コーチ! 立浪氏の名前が挙がらないワケは…
2012ワーストナイン発表! 各ポジションの給料泥棒は誰だ!
オリックス、谷繁獲得に虎視眈々! 中日の危機感のなさが命取りになる!?
侍ジャパン29選手発表! メジャー組ゼロで若手の台頭に期待
ジャンル別一覧
SOCCER / FIGHTING / MOTOR / FIGURE / OTHERS / ALL
最新スポーツニュース一覧
サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau