楽天､井川､下柳に続いて門倉の獲得検討! 入団テストから即入団の可能性も!

楽天が､中日や韓国プロ野球で活躍した門倉健投手の獲得を検討していることが25日､分かった｡

楽天は今オフ､球団創設時からのエース･岩隈がFAで米大リーグ･マリナーズへ移籍｡
個人タイトルを総なめにした田中やルーキーイヤーに9勝を挙げた塩見､復活を期す永井などはいるものの､経験豊富な先発投手の補強が急務となっていた｡

今年39歳を迎える門倉は､1995年に東北福祉大学からドラフト2位で中日へ入団｡
1年目から7勝を挙げると､翌年から2年連続で2桁勝利をマーク｡
1998年オフにトレードで近鉄へ移籍してからも先発ローテーションの一角として活躍し､2001年には8勝を挙げチームのリーグ優勝に大きく貢献した｡
その後､横浜､巨人と渡り歩き､2009年に韓国プロ野球･SKワイバーンズに入団｡
2010年には14勝を挙げたが､昨季加入した三星ライオンズでは5勝と期待に応えることができず､7月に自由契約となっていた｡

2010年にひざを手術したものの､193センチの長身から投げ下ろされる角度ある直球と落差のあるフォークボールは健在｡
本人も現役続行を希望しており､自由契約となってからも練習を続けてきた｡

日韓通算103勝を挙げている右腕の経験を高く評価している楽天は､早ければキャンプに出発する前の仙台で入団テストを実施予定｡
内容次第では即入団という可能性もありそうだ｡

星野監督就任2年目となる来季は､クライマックスシリーズ進出が最低目標となる楽天｡
今オフは西武からフェルナンデス内野手を獲得したほか､春季キャンプで前阪神･下柳の入団テストも実施予定｡
さらには､前ヤンキース･井川慶投手の獲得にも乗り出すなど､積極的な補強を進めている｡

阪神時代､大胆な補強でチームを上位へと押し上げた星野監督｡
楽天でもその再現となるだろうか｡

(2012年1月26日)

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