横浜DeNA、横浜スタジアムからの移転計画が進行中!? 候補地は神奈川・平塚か
昨年末、横浜DeNAは新たに「社長室兼地域貢献室」なる部署の設置を発表した。
同部署の業務は主に地域貢献活動の企画、推進。
池田純球団社長の直下に置かれる、"球団改革"の目玉だという。

しかし、同部署の最大の目標は他にある。
それは、横浜スタジアムからの本拠地移動だ。

これまで球団が抱えてきた赤字は、横浜スタジアムとの契約内容に原因があるといわれてきた。
その契約内容というのが、年間約6億円、入場料収入の25%を運営会社に納めるというもの。
さらに、横浜スタジアム内のグッズの売り上げ、広告収入もすべて運営会社に入るシステムとっており、球団は赤字、横浜スタジアムは黒字というおかしな現象が続いてた。
昨年、横浜の買収を試みた住生活グループも、この契約が最大のネックとなり撤退を余儀なくされた。

新たに親会社となったDeNAは真っ先にこの契約内容の見直しに着手。
しかし、横浜スタジアムの藤木会長から、
「横浜を出てホームレスになれ」(日刊ゲンダイより)
と言われる始末で、早くも契約内容の見直しは暗礁に乗り上げている。

そこで新たに浮上したのが本拠地移転計画だ。
当初はDeNAの創業者・南場智子氏の出身地である新潟への移転を目指したが、地元ファンや横浜の財界人からの反発を考慮し断念。
現在は神奈川県内の平塚などが候補に挙がっているという。

平塚にはシーズン中も使用する平塚球場があるものの、利便性や施設の状態は決していいとはいえない。
それでも横浜スタジアムから移転を第一に考え、現在も計画は進行中。
横浜で人脈を持っている加地隆雄元球団社長を球団会長という形で残したのも、移転を見据えてのことだといわれている。

なお加持会長は先日、横浜スタジアムとの契約内容について、
「入場料やグッズ収入のことについては改善が進んでいる。市長も協力してくれると言っているし、みんなで少しずつ変えていきたい」(同)
とコメント。
今後も契約内容の改善を求めると同時に、移転に向けた準備も進めていく構えのようだ。
(2012年1月9日)
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