東海大･菅野､日ハムとの初面談で態度を軟化! ダルビッシュとのプレーを熱望!

先月27日のドラフト会議で日本ハムに1位指名された東海大･菅野智之投手が7日､同球団の指名あいさつに初めて出席した｡

菅野はドラフト直前まで､伯父の原辰徳監督率いる巨人の単独指名が確実視されたいたが､土壇場で日本ハムが強行指名｡
抽選の末､日本ハムが交渉権を獲得すると､
｢小さい頃から巨人でプレーできればいいな､と｡夢が現実となることを思い描いていたが･･･｣(スポーツ報知より)
と言葉を詰まらせた｡

涙のドラフトから約10日が過ぎたこの日､菅野は横井人輝監督とともに日本ハムの山田正雄GM､大渕隆スカウトディレクターらと1時間面談｡
その後､報道陣の前に姿を見せた菅野は､
｢すごく誠意を持って話をしていただいた｣(同)
とコメント｡
強行指名についても､
｢なんで､リスクを背負ってまで指名してくれたのかを説明していただいた｣(同)
とスッキリとした表情を見せた｡

また､同席した横井監督も､
｢日本ハム側の戦略と聞いた｡全く誤解やわだかまりはない｣(同)
と"和解"を強調｡
一時は入団拒否浪人が決定的とも報じられていたが､ここにきて態度を軟化させつつあるようだ｡

菅野の心を動かしたのは､日本ハムの誠意ある対応だけではない｡
報道陣からダルビッシュ有投手と一緒にプレーしたい気持ちを問われると､
｢それはもちろんありますね｡あこがれの投手でもありますし｣(同)
と素直にコメント｡
今オフのメジャー移籍も噂されているが､球界のエースと同じチームでプレーしたいという願望は強いようだ｡

今後について､
｢一度しかない人生なのでじっくり考えて､(自分の)意思を持って決めたい｡11月いっぱいはしっかり考えたい｣(同)
と自らに期限を設定した菅野｡
果たして､涙の会見から一転､日本ハム入りはあるだろうか｡

(2011年11月8日)

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