西武･渡辺監督､塁審の｢ガタガタ言うな｣発言に激怒! 試合終了後も猛抗議!

【西武 3-5 ソフトバンク西武ドーム】
西武は2日､本拠地でソフトバンクと対戦｡
9回に粘りを見せたものの､3-5で敗れ､3連敗となった｡
また､最終打者･栗山のハーフスイングを巡り､渡辺監督が三塁塁審に猛抗議｡
試合後は後味の悪さが残った｡

3点差の九回､ソフトバンク･ブラゾバンを攻め1点を返した西武｡
しかし､試合終了はあまりにあっけないものだった｡

2死二塁で打席に入った栗山は､フルカウントからの6球目をハーフスイング｡
四球を確信して一塁へ向かったが､三塁塁審･橘高はスイングと判定した｡

ソフトバンクの選手たちがベンチへ引き上げる中､西武･渡辺監督はベンチから飛び出し橘高塁審に猛抗議｡
同塁審が､
｢ガタガタ言うな｣(スポニチアネックスより)
と"暴言"を吐いたことで､試合終了後約5分間もの間､激しい口論となった｡

渡辺監督は試合後､
｢ハーフスイングだからしようがないんだけど"ガタガタ"とか発したから､その言い方は違うだろうとなった｣(デイリースポーツより)
と憮然とした表情でコメント｡
一方の橘高塁審は､
｢ハーフスイングについての抗議はルールで禁じられている｣(スポニチアネックスより)
とした上で､
｢僕が"ガタガタ"と言ってしまった｡"今のは取り消し"と言ったんですけど､僕の発した言葉がまずかった｣(同)
と反省を口にした｡

9月の大型連勝で最下位から4位へと浮上し､クライマックスシリーズ(CS)進出も見えてきた西武｡
しかし､すでにリーグ優勝を決めたソフトバンクに同一カード3連敗｡
4日から始まる3位オリックスとの直接対決には､4ゲーム差で臨むことになった｡

残り12試合｡CS進出へ､負けられない戦いが続く｡

(2011年10月3日)

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